産後の骨盤矯正
産後のお身体のお悩みで、当院を訪れる方がとても多いです。
どのような不調を抱えているかというと・・・
①腰痛
②股関節痛
③肩こり
の順位になります。
「股関節痛」と言うとイメージし辛いかたも居ると思います。
『足の付け根がズキズキする』
『足が外れそうになる』
なんて、訴え方をする場合もあります。
ちょうど今日も
「自転車を漕いでいると、右の股関節がどっち向いてるのか分からなくなる」
という訴えのママさんが来院されました。
何故、産後はこのような症状が増えるのでしょうか?
女性は股関節が悪い
女性は股関節の不調を訴える方が多いです。
もちろん男性もいますが、男女比は感覚的には3:1くらいでしょうか。
男性の場合はサッカーやハードルなどで、股関節を強く曲げる運動を繰り返しているとなりやすい
がほとんどです。
これは産後に多い股関節痛とは別物になります。
そもそも
解剖学的に見て、女性は臼蓋が浅いです。
臼蓋とは足の付け根にある骨盤側の受け皿のことです。
黄色で囲った中の青色の部分が臼蓋になります。
股関節は図の通り
骨盤の受け皿
と
大腿骨の丸い出っ張り
によって構成されています。
このような形だから色々な方向にグルグルと動かせるわけです。
受け皿が浅いという事はそれだけ不安定になり、周りの筋肉や靭帯に負担を掛けます。
その結果として女性は股関節に痛みが出やすいのです。
産後は更に・・・
産後の骨盤はご存知の通り、開いてゆがんでいます。
そして、臼蓋は骨盤にあります。
つまり臼蓋の位置もゆがんでいるのです!
そのため産後は更に股関節に痛みが出るリスクが高くなります。
そのうち良くなる?
産後の骨盤のゆがみは生活しているうちに少しずつ改善してきます。
が、股関節の痛みが引かないケースはとても多いです!
理由としては
痛みをかばって左右アンバランスな生活を送る
↓
アンバランスなまま骨盤が締まってくる
↓
骨盤のゆがみが定着する
↓
より股関節は痛くなる
と言うサイクルを辿るためです。
このサイクルを変えていくためには、専門家による矯正や筋トレなどのリハビリを行っていく必要があります。
「産後の一時的なもので、そのうち良くなる」
が、当てはまらないことが多いです。
それでも必ず通院が必要なわけではありません!
セルフケアでも改善を目指すことが出来ます。
まずご自身で行って頂きたいのは
「内もものマッサージ」
「出来る範囲でのあぐら」
です。
マッサージは内ももを手のひらで潰すように、ゆっくりと圧をかけます。
無理に痛くする必要はありません。
気持ちよくやることが大切。
膝の上から足の付け根に向かって少しずつ手を動かしてマッサージしましょう。
あぐらは股関節が痛い場合はとても難しいはずです。
その場合は、床に座って足の裏と足の裏を合わせてゆっくりと膝を押して開いていきます。
急にグイグイ押してはいけません。
ゆっくり1mmずつ伸ばすイメージです。
この二つのセルフケアを1週間試してみて、効果が少しでも実感できるようなら継続することで完治を目指せます!!
反対に全く効果を感じない場合・・・残念ながら専門の先生を受診する必要があります。
ご相談ください
当院は
「地域のママを輝かせる!!」
を目標とした
【産後の痛み専門の整体院】です。
院長の臨床経験と多くの技術セミナーへ参加する事で培った、産後骨盤矯正があなたの不調を早期回復へ導きます。
子育ては本当に重労働です。その中での身体の痛みは本当に大きな悪影響となります。
1人で悩みを抱え込まず、お気軽にご連絡を下さい。
当院へのアクセス
最寄り駅は京浜東北線の「北浦和駅」です。
北浦和駅の東口から「さいたま市立病院行き」のバスに乗ります。駅からはおよそ15分程度です。
駐車場のご用意がございますので、お車でお越し頂けます。
くわしい道順などはコチラから。
ご予約方法
当院は一人ひとりの患者様を集中してみるため、患者様の時間的負担を少なくするために【予約制】となっております。
ご予約はお電話かメールにて受け付けております。
【コロナウイルス対策について】
当院ではスタッフ・患者様・ベッド等の治療器具へのアルコール消毒、換気、体調不良を訴える方のお断りなどを徹底しております。また、予約制のため他の患者様と院内に滞在する時間はほぼありません。
密閉されたスーパー等へ買い物へ行くよりも感染の可能性は低いと考えております。
痛みやケガなどをしても「大きな病院へ行きたくない」という方は是非、当院にご相談ください。