ハムストリングス肉離れについて

ハムストリングス肉離れは、太ももの裏側にあるハムストリングスと呼ばれる筋群やその腱の損傷を指します。この損傷は、スポーツや運動中の急激な伸展動作や負荷のかかる運動によって引き起こされることが一般的です。ハムストリングス肉離れは、痛みや腫れ、運動制限を引き起こし、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすことがあります。

ハムストリングス肉離れの症状と原因

ハムストリングス肉離れの主な症状には、以下のようなものがあります。

  1. 痛み: ハムストリングス肉離れにより、太ももの裏側に痛みが生じます。痛みは、活動時や運動に負荷をかけたときに増すことがあります。

  2. 腫れと内出血: ハムストリングス肉離れによって、損傷した組織周辺に腫れや内出血が生じることがあります。腫れや内出血は、損傷の程度に応じて異なる程度のものが見られます。

  3. 運動制限: ハムストリングス肉離れによって、太ももの裏側の筋肉が弱まり、運動や走行時のパフォーマンスに制限が生じることがあります。

ハムストリングス肉離れの主な原因は、以下のような要素が関与することがあります。

  • 急激な伸展動作: スポーツや運動中の急激な伸展動作、例えばスプリントやジャンプ時の筋肉の伸長過程での急な変化が、ハムストリングスの損傷を引き起こすことがあります。

  • 加齢や筋力の不均衡: 加齢や筋力の不均衡がある場合、ハムストリングスの筋肉や腱の弱点が現れ、肉離れのリスクが高まることがあります。

ハムストリングス肉離れの治療とサポート

ハムストリングス肉離れの治療には、以下のような方法が用いられます。

  1. 保存療法: 患部の安静や冷却、圧迫、挙上などの保存療法が行われ、炎症の軽減と回復を促すことがあります。

  2. 物理療法とリハビリテーション: 物理療法やリハビリテーションエクササイズは、筋肉の強化、柔軟性の向上、運動パフォーマンスの回復をサポートすることがあります。

  3. 医療機器の使用: サポートや圧迫を目的としたテーピング、サポーター、コンプレッションストッキングなどの医療機器が使用されることがあります。これらの機器は、損傷部位の安定性を向上させ、痛みの緩和や回復を促す役割を果たします。

  4. オーダーメイドインソールの利用: 歩行や運動時の足のバランスや負荷分散を改善するために、オーダーメイドインソールが用いられることがあります。

  5. 手術治療: 重度のハムストリングス肉離れや再発性の場合には、手術治療が検討されることがあります。手術は、損傷した組織の修復や再建を行うことで、機能の回復を目指します。

当院では、経験豊富なスタッフがハムストリングス肉離れの症状や程度を評価し、最適な治療プランを提案します。患者さんの個別のニーズに合わせて、効果的な治療やリハビリテーションを行い、早期の回復と再発予防に取り組みます。

ご相談やご予約については、お気軽にお問い合わせください。当院のスタッフが丁寧に対応し、ハムストリングス肉離れによる症状の軽減と回復をサポートします。

 

【診療時間】

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日曜:9時~15時

休診日:金曜午後・土曜・祝日

 

※完全予約制ですが、骨折などの緊急性の高い外傷は優先して診察します。

 

【院情報】

きしざわ接骨院

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管理責任者 岸澤裕太