I. 小児の肘内障とは何か?

小児の肘内障(橈骨輪状靭帯亜脱臼)は、通常、幼い子供の肘関節で見られる状態です。この状態では、橈骨と尺骨の間にある輪状靭帯が部分的に脱臼(亜脱臼)し、正常な位置から外れてしまいます。これにより、子供の肘が曲がった状態で固まり、伸ばすことができなくなります。

II. 小児の肘内障の症状と原因

小児の肘内障の主な症状には、肘の痛み、腫れ、動かせない、伸ばせないなどが含まれます。この状態は、通常、子供が大人のような力や衝撃を受けることで起こります。一般的な原因は、子供が他の人や物とつかまった状態で地面に落ちたり、腕を引っ張られたりすることです。

III. 小児の肘内障の診断と治療

小児の肘内障の診断は、症状の特徴と体格検査に基づいて行われます。セラピストは、痛みや腫れの箇所を触診し、特定の動作や運動を行わせて症状の反応を確認します。また、必要に応じてX線検査が行われることもあります。

肘内障の治療は、通常、再発癖の予防とリダクション(脱臼の修正)が主な目標となります。リダクションはセラピストが行い、橈骨輪状靭帯を正しい位置に戻すことです。これにより、肘の可動域が回復し、症状が改善します。

小児の肘内障に悩んでいる場合は、適切な診断と治療のために専門家の相談をお勧めします。早期の治療と適切なケアにより、子供の肘の回復が促されます。

 

【診療時間】

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※完全予約制ですが、骨折などの緊急性の高い外傷は優先して診察します。

 

【院情報】

きしざわ接骨院

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管理責任者 岸澤裕太