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10年以上の右腰の痛みを訴える50代女性

腰痛専門

きしざわ整骨院スタッフ

治療で治す?


右腰の痛みを患っているという60代の女性。

 

最近になって痛みが強くなったが、聞くと10年以上も痛みはあったとのこと。

 

 

痛みは右腰、と言うより右側腹部。

特に朝の起き上がりが辛い。

昼頃になると調子が上がってくる。

趣味のテニスをやるのは問題がない。

過去に子宮筋腫のオペ歴あり。

身体全体の左右バランスも大きく乱れている。

 

特に右側の筋肉の緊張が異常に著明。

それも外くるぶし~右殿部~右側胸部~右首にかけてと、足から頭まで緊張している。


今、痛みを楽にする事はそこまで難しくです。

固まってる右側を徹底的にリリースすれば良いからです。

 

 

「はい!じゃあ立ってみてください!どうです?治療前と比べて楽ですか??」

「楽です!」

「そうでしょう!今日は以上になります!」

 

 

・・・でも、これじゃ意味がないんです。

 

 

 

そもそも、なんでこんなに右半身が悪くなったんでしょうか?

 

 

 

「姿勢が悪いから??」

 

・・・じゃあ、なぜ姿勢が悪くなった?

 

 

「骨盤が歪んでいるから??」

 

・・・じゃあ、なぜ骨盤がゆがんだ?

 

 

 

結局はその人の生活習慣なんです。治すべきは。

 

施術者が骨盤やら姿勢やらを整えるのは当たり前。

として、それをキープする術や悪化させないための術を患者様に知って頂く事が必須です。

 

 

整えてもらって治るわけじゃありません、

それは治るためのお手伝いです。

自分の生活が今の痛みを生んだ事をしっかりと自覚していただく事が大切。

 

 

 

この右腰痛の女性も話を聞いていくと、長年の裁縫作業が問題でした。

半日は座りっぱなし。

しかも、横座りで。

 

 

「それが身体を痛めていると思ったことはありませんか?」

と、聞くと。

 

「そうなのかな、とは思っていました。」

 

 

多くの患者様は実は痛めている原因に気付いている事が多いです。

 

「たぶん抱っこの姿勢が悪い」

「普段から足を組んでしまう」

「仕事で使っているイスが良くない」

 

などなどです。

 

 

なのに、自分で何かを変えるのは抵抗が生まれます。

だから人にやってもらって何とかしようとします。

 

 

多くの治療する側も何故か、そこをつっこまないで自分の小手先で結果を出そうとします。

 

「ほら、ウチの骨盤矯正はこんなに効くんです!」

「この最新器具を使えば良くなります!」

 

と。

 

 

 

これって、健全な事ではないと本当はみんな気付いています。

が、意外と直視しないでなんとかしようとします。

 

 

日常生活を変えないで、症状を本当に解決出来るゴッドハンドは滅多にいないと思います。

 

 

本当に痛みで悩んでいる方はゴッドハンド的な治療を探すより、適切なアドバイスと治療をしてくれる治療家を探して欲しいと思います。

 

 

 

 

 

【診療時間】

平日:9時~12時半 14時半~19時半

日曜:9時~15時

休診日:金曜午後・土曜・祝日

 

※完全予約制ですが、骨折などの緊急性の高い外傷は優先して診察します。

 

【院情報】

きしざわ接骨院

〒336-0907

埼玉県さいたま市緑区道祖土(さいど)3-5-20

TEL   048-711-3448

MAIL kishizawaseikotsu@gmail.com

 

駐車場2台

自転車は院の前にお停めください

 

管理責任者 岸澤裕太