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産後の恥骨の痛み

産後専門整体

抱っこをする女性のシルエット画像

前回のブログ

「慢性腰痛を治すための必須条件」

が思いの他、反響が大きかったです。

個人的に大事な内容をまとめたので是非、読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

産後で当院に来院される方で多いのは

 

①腰痛

②股関節痛

③恥骨の痛み

 

と言ったところです。

 

 

・・・恥骨の症状を訴える方って多いんです。

 

「今までこんな所が痛くなったことがない」

パターンがほとんどです。

 

今回は恥骨についてお伝えしていきます。

 

 

 

そもそも恥骨ってどんな作りになっているのか??

 

恥骨は実は骨盤の一部です。

 

 

骨盤は上から見るとドーナツ状になっています。

それの前側の一部分が恥骨。

 

左右の骨が真正面で合わさっており

「恥骨結合」

と呼ばれます。

 

 

 

出産の際には赤ちゃんが骨盤のドーナツの中を通るワケです。

 

が・・・

 

上手く通らずに恥骨部分で引っかかってしまう事があるのです。

どうしても出てこない場合は緊急の帝王切開も選択されます。

 

引っかかって恥骨にストレスが掛かり過ぎると、前述した恥骨結合が左右に離れてしまう事があります。

「恥骨結合離開」

です。

 

・・・出産って本当に命がけですね。嫁さんに感謝です。

 

 

このように出産の際には恥骨に凄まじい負荷が加わります。

 

また、妊娠期間中も徐々に広がる骨盤。

 

この時も恥骨結合にはもちろん負担がかかっています。

 

 

 

更にさらに・・・

 

恥骨からは太ももの内側にある筋肉が沢山付いています。

 

日本人が弱りやすく、鍛えた方が良いと言われる

「内転筋」

です。

 

 

産後の抱っこ、揺さぶりをするときに内転筋を無意識に使います。

 

内転筋は徐々に固くなり、恥骨を引っ張ってしまいます。

 

 

こうなると恥骨はまたまたストレスを受けてしまいます。

 

 

 

まとめると恥骨は

 

①妊娠期

②出産

③抱っこ

 

でいじめ抜かれているワケです。

 

・・・これでは悲鳴を上げてしまうのも仕方がありません。

 

 

 

早期にケアをしてあげないと、全身に影響が波及してしまいます。

 

 

 


恥骨痛にも骨盤矯正!


前述の通り、恥骨も骨盤の一部です。

 

骨盤全体のアライメントを整える骨盤矯正はとても効果的です。

 

 

骨盤矯正と言うと

 

「ボキ!ボキッ!!」

 

的なイメージが強いですが、そんな強い刺激は必要ありません。

 

当院では最小限の刺激でソフトに矯正をして恥骨部の痛みをケアして行きます。

 

 

産後の恥骨のトラブルでお悩みの方は是非一度ご相談下さい。

 

 

【診療時間】

平日:9時~12時半 14時半~19時半

日曜:9時~15時

休診日:金曜午後・土曜・祝日

 

※完全予約制ですが、骨折などの緊急性の高い外傷は優先して診察します。

 

【院情報】

きしざわ接骨院

〒336-0907

埼玉県さいたま市緑区道祖土(さいど)3-5-20

TEL   048-711-3448

MAIL kishizawaseikotsu@gmail.com

 

駐車場2台

自転車は院の前にお停めください

 

管理責任者 岸澤裕太