第1回 速く走れるようになりたい!

こんにちは。
きしざわ接骨院の理学療法士、田中美香です。

毎日、泥だらけのユニフォームを洗濯し、
遠征の送迎や試合の応援に駆けつける……。

そんな風に、我が子のスポーツ活動を一番近くで、
誰よりも一生懸命に応援している
お父様、お母様、本当にお疲れ様です。

「うちの子、あんなに毎日泥だらけになって
練習しているのに、どうして試合で思う

ような結果が出ないんだろう……」

「周りのレギュラーの子に比べて、
走るスピードがどうしても一歩遅い気がする」


「後半になるといつもバテてしまって、
スピードがガクッと落ちてしまう」


そんな我が子の姿を見て、胸を痛めたり、
「もっと頑張れ!」と言いたい気持ちを
グッとこらえながら、
どうサポートしてあげればいいのか
一人で悩んでいませんか?

「もっと体幹を鍛える筋トレをさせた方が
いいのかな?」

「もっと厳しい練習環境に身を置くべき?」

我が子を想うからこそ、
色々な情報が頭をよぎりますよね。

しかし、がむしゃらに練習量を増やしたり、
親御さんが「もっと頑張りなさい」
ハッパをかけたりする前に、
まずは知っていただきたい
『盲点』があるのです。

実は…
一生懸命練習しているのにタイムが伸びない、
走るのが速くならない
ジュニアアスリートの多くは、
努力や才能が足りないわけではありません。

『自分の体にブレーキをかけながら走っている』
状態になってしまっているのです。
今回は、医学的な知識がなくてもすぐにわかる、
『お子さんの「走るスピード」を
邪魔している本当の原因に』ついて、
当院の視点も交えながらお話しします。

「足が速い子」は何が違う?息子を見て気づいた“走りのブレーキ”

実は…
我が家の次男も
「足が速い」と言っていただくことが多く
一緒に運動していた周囲の方にも
認識していただいています。

私は「親」としての目線と同時に、
「理学療法士」としての目線で、
毎日来院されるお子様たちの体の使い方を
観察しています。

足が速い子たちをじっくり見ていると、
ある一つの確信にたどり着きます。

それは…
『特別な筋トレをしているから
速いわけでも、
生まれ持った才能だけで
走っているわけでもない』
ということです。

足が速い子は…
「体にブレーキをかけずに、
100%の力を地面に伝えて、
しなやかに走る姿勢」
ができているのです。

逆に、
一生嫌命走っているのに
スピードに乗れない子は、
車でいうなら…

「サイドブレーキを引きっぱなしのまま、
アクセルを踏んだまま
『速く走れ!』
と言われている」ような状態。

これでは、
どんなに本人が努力をして練習量を増やしても、
エンジン(筋肉)が消耗するだけで、
空回りしてしまいます。

では、
なぜ現代の中高生アスリートの体には、
そんな「無意識のサイドブレーキ」
かかってしまうのでしょうか?

それは、現代の中高生に激増している
『スマホ首』『猫背』が原因です。

頭が前に落ちて背中が丸まると、
骨盤が後ろに傾いてしまいます
(骨盤の後傾)

骨盤が後ろに傾くと、
走る時に最も重要となる
「股関節」の可動域(動く範囲)
ガクンと狭くなってしまうのです。
足が前に出にくくなり、
一歩の歩幅(ストライド)が狭くなる。

結果として、
いくら一生懸命地面を蹴っても前に進まず、
まわりに一瞬のスピードで
差をつけられてしまいます。

これが…
姿勢の崩れが引き起こす
『走りのブレーキ』の正体です。

あなたのお子さんは大丈夫?パパ・ママができる「走りのブレーキ」チェック

専門的な医学知識がなくても、
毎日、我が子を一番近くで
見ている親御様だからこそ、
気づけるサインがあります。

まずは、おうちで以下の項目を
そっと…チェックしてみてください。
もし1つでも当てはまるものがあれば、
お子さんの体の中で
「強力なブレーキ」がかかっているサインです。

[ ] 普段履いている「シューズの底」
の減り方が、外側だけなど極端に偏っている

[ ] 家で立っている時、
いつもどちらかの足に体重を乗せて
ダラッと立っている

[ ] 前屈をしても床に手が届かないくらい、
とにかく「体が硬い」

[ ] コーチや監督から
「もっと体を大きく使え」
「フォームが変だ」
とよく言われる

[ ] 走っている時、
一生懸命足を動かしている割に、
前に進んでいない気がする

どうでしょうか…。

「あ、まさにうちの子のことだ……」
と感じる部分はありましたか?

特に…
新学年や新しい環境が始まって
しばらく経った今の時期は、
久しぶりの本格的な運動再開や、
急激にハードになった練習メニューに
体がついていけず

筋肉や関節が
悲鳴を上げやすいタイミングです。

「でも、
うちの子はどこも痛がっていないし、

ケガをしているわけじゃないから
大丈夫」


そう思われたお母様、
実はここに大きな落とし穴があります。

「ケガをしていないこと」

「体が最高のパフォーマンスを
発揮できる状態であること」
は、
全くの別物なのです!

「ケガをしていないからこそ」今、プロの手でお体のブレーキを外す意味

これまで多くの親御さんから…
接骨院や整体って、
怪我をしてから行く場所だと
思っていました」
という声をいただいてきました。

確かに対症療法として
「痛いところを治す」場所も
たくさんあります。

しかし、私たちが大切にしているのは、
痛みを引き起こす前…

つまり『ケガをしない身体作り』であり、
一度出た痛みを繰り返さないための
『再発しない身体作り』です。

そして何より、
中高生のアスリートにとって重要なのは
「今あるポテンシャル(秘めた能力)を、
100%試合で発揮できるように整えて、
レギュラーを掴み取ること」
だと考えています。

痛みがなくても、
「もっと速く走れるようになりたい!」
「試合でライバルに勝ちたい!」
「自分のフォームの
どこが悪いのかを知りたい!」

そう思った時こそ、
専門家の手を借りる絶好のタイミングです。
実際に当院に通われている、
中2の女子学生さんは…
初めは腿の痛みがありましたが、
股関節を使って足を振り出せるよう、
体幹トレーニングやフォームの改善

行ってきました。

先日、
「陸上大会での100mのタイムが縮まりました!」
と嬉しい報告をくれました。

当院では、
お一人おひとりのスポーツ特性に合わせた
「姿勢&フォームチェック」を、
ランニングマシンなども活用しながら
丁寧に行っています。

さらに、
自宅で迷わずできる
オリジナルの自主トレ指導
(LINEでの動画サポート)
まで、
トータルでお子様の「足が速くなりたい!」
バックアップしています。

次回(第2回)は、
具体的に「学生整体」を行うことで、
お子さんの体のメカニズムが
どう変わり、なぜ走るのが速くなるのか…
その秘密について…
より詳しく解き明かしていきます。
どうぞお楽しみに!


『うちの子の姿勢みてもらいたい!』
『フォームを確認して!』
という親御様…
予約はこちらからどうぞ!!